クレヨン画の制作過程公開します

と、ここまで述べておいて何ですが、実は既に2回ほど一からやり直しています(笑)

 

一度目は紙の色で。

今までは全て黒い紙に白とグレーで白黒写真のような状態を作り、その上に色を重ねていくという描き方でした。

これはこれまで描いていたアンディ・フグの試合風景が真っ暗な会場の中でスポットライトを浴びて行われており、白い紙だとその上に暗い色を乗せても紙の地の色が出てしまうため。

今回は昼間の風景のため、当初はこれまでとは異なり白い紙に下描きをして、その上に色を塗りはじめました。

ところがここで初めて自分の期待する発色ができないと判明。

 

ということでこれまで同様黒い紙を使用して、下描きからやり直した次第。

白いマーメイド紙に下描き①

白いマーメイド紙に下描き その1

 

白いマーメイド紙に下描き②

白いマーメイド紙に下描き その2。下描きも一通り終えて…

 

白いマーメイド紙に色入れ

白いマーメイド紙に色入れ。空を塗ってみたら思うように発色せず。

 

 

二度目は紙の種類で。

これまではマーメイド紙という、紙の表面に凹凸の入った紙を使用してきました。

この凹凸に塗料が引っ掛かりクレヨンの描画に適しています。

 

ただ、凹凸がある分より繊細な絵を描きたいときに影響が出ると思い、キャンソン紙(黒)を選択。

 

すごくざっくりいうと、普通の画用紙に近い感じです。

キャンソンXL(切り離せるタイプのスケッチブック)

キャンソンXL黒(切り離せるタイプのスケッチブック)

 

下描きをしていざ白で本格的な下塗りをと思ったら凹凸がない分クレヨンの塗料が思うように乗らない。