アンディ・フグ

1964年、スイス生まれ。小さい頃はサッカーが得意だったが、ブルース・リーに憧れ空手に興味を持つ。極真空手時代には第4回世界大会で史上初の外国人決勝進出者となる。その後競技をK-1に移し活躍が期待されるも2年連続グランプリ初戦敗退。周囲で悲観的な声が増す中、1996年、ついに悲願のK-1グランプリ王者となる。この年から3年連続ファイナリストとなったことは偉大な記録である。ヘビー級の中では決して大きくはないその身体で何度負けても這い上がり王者となった姿はまさに「不屈の鉄人」である。2000年8月24日、急性前骨髄球性白血病により日本でこの世を去る。35歳。180㎝ 97.7㎏。

※なお、各作品タイトルは作者による。