解説
前回の世界大会で外国人初の準優勝者となってから4年。この年の第5回世界大会(1991年)では、アンディは誰もが認める優勝候補となっていた。
大型の選手ばかりと戦い消耗した中、4回戦で当たったのは当時弱冠二十歳のフランシスコ・フィリォ。
本戦、延長でも勝負がつかず、再延長へ。両者の間で掴みがあり主審が「待て」を掛けたその瞬間、フィリォの左上段回し蹴りがアンディの顔面をとらえた。
失神して崩れ落ち、自分で立ち上がることもできないアンディ。そのまま担架で運ばれることに。こうして極真での選手生活は終わりを迎えた。
二人はこの6年後、舞台をK-1に移し、再び相まみえることになる。
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