解説
1994年、 ’95年とグランプリ一回戦敗退で、今回ももしものことがあれば、いよいよ今後が危うくなってくる。この年(’96年)のグランプリ初戦、バート・ベイルにパンチでKO勝ちし、ようやく決勝ラウンドへ駒を進める。準々決勝の相手、バンダー・マーブもパンチでのKOで下し準決勝へ。相手は“ミスター・パーフェクト”の異名を持つアーネスト・ホースト。テクニカルな攻防も両者譲らず延長、さらに再延長へ。お互いの「勝ちたい」という気持ちがぶつかり合うも、判定はアンディ・フグに軍配が上がる。とうとうアンディは決勝進出を決めた。
コメント
アンディの晩年の戦い方は老獪さも増しより成熟していったが、このころの勝ちたいという意地が前面に見られるところも何とも人間臭くて好きである。
コメントを投稿するにはログインしてください。