解説
前年の’96年にK-1王者となったアンディ。しかしこの年は3月にアーツに対して、7月にはフランシスコ・フィリォに対して1RKO負けと調子が上がらぬままグランプリを迎える。
決勝ラウンド準々決勝で佐竹雅昭を開始15秒左ハイキックで葬ると、続く相手はこの年の3月に敗れているピーター・アーツ。
この試合ではアーツの右奥足へのローキックが有効に。アーツも途中からアンディのローキックを掴みにいくような仕草も見せるように。結果は3R判定でアンディの勝利。リベンジを果たした形になった。アンディは二年連続で決勝の舞台へ。
コメント
アンディといえばカカト落としや後ろ回し蹴りといった大技のイメージが強いが、個人的にはコンビネーションの中で放つローキックが好きだった。地味ではあるが特にオーソドックス(右構え)の相手の右奥足へのローキックはいかにも空手家らしく、観ていて唸ってしまったものだ。
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