さらなる高みへ K-1 GP’97 決勝戦後
さらなる高みへ
K-1 GP’97 決勝戦後

B3 マーメイド紙 / クレヨン
2015年

解説

1997年のK-1グランプリ決勝戦はアンディ・フグ対アーネスト・ホースト。前年の準決勝と同じカードとなった。そこで敗れているホーストにとっては前年の借りを返す絶好の機会。またもコンビネーションの応酬、意地と意地のぶつかり合いとなる。アンディは、途中左足小指を負傷するもその足でローキックを叩き込む。だが今回は惜しくもホーストにあと一歩及ばず判定負け。しかしこの年は対ピーター・アーツ戦の1RKO負けに始まり苦難が続いたが、終わってみれば2年連続ファイナリストという輝かしい成績であった。

この作品の表情は決勝戦を終えて、どこかやり切ったような、その中にも悔しさがにじんでいるようにも見える。