新たな作品のモチーフ撮影へ~秩父大滝 大除沢不動滝~
6月4日(土)、荒川のシリーズで新たな絵のモチーフとなる場所を撮影に行って来ました。
場所は埼玉県秩父市大滝にある大除沢(おおよけさわ)不動滝。
以前荒川の絵のモチーフとなる風景をネットでリストアップしていたらこの場所が出てきました。
滝の場所までは少し険しい道を歩いていくようですが、是非撮影に訪れたいと強く思っており、その念願が叶う形になりました。
当初は5月のGW中に行こうと考えていたのですが、プライベートで色々あったり、天気がぐずついたりしているうちに6月に入ってしまいました。
この日の天気も数日前から日毎に予報が変わり、大雨の予報だったり、かと思えば何とか降らずに持つかな~くらいになったり。
実際に前日、前々日はゲリラ豪雨で短時間の間に雹が降ったりして実家のある埼玉の県北辺りは被害が甚大だったようです。
そうこうしているうちに当日を迎えました。
なんと風もなく穏やかな天気で撮影には最高の日になりました。
この日の前後の天気は荒れたので、まさにこの日しかないという一日でした。
本当にありがたかったです。
7:30池袋発の西武特急ちちぶ5号に乗り西武秩父駅へ。
西武秩父駅からはレンタカーを借りて滝の入り口まで。
ちなみに、一人で秩父の山奥へ行って何かあっても誰も連絡取れないのはということを心配して、この日は職場の先輩が付き添いで付いてきてくださいました。
約1時間ほどで目的地へ到着。
ここからは30分ほど谷を下って再び登るルートです。
健常者ならば問題なく歩ける道ですが、足を滑らせないように気を付ける必要はあります。
谷の底となるところで吊り橋がありました。
荒川の大分上流だけあって、水もかなり透き通っていてきれいでした。
荒川もここだけ見ると清流という感じでした。
吊り橋を渡って今度はしばらく登ると滝の音が聞こえてきました。
ネットに記載されていた通り、ほぼ30分でお目当ての滝に辿り着きました。
新緑の青々とした木々や苔が非常にいい雰囲気で、滝の水流と相まって自然のエネルギーを感じました。
落差50mで3段の滝は江戸時代後期には修行の場として使用されていたそうです。
私はカメラは標準レンズしか持っていないのですが、広角レンズがあると滝とその手前にある大きなトチノキを一緒のフレームに収めることができるようでおすすめです。
これで荒川シリーズ10作品のうち描き終わったものも含めて8ヶ所は撮影が終わりました。
残る撮影は2ヶ所。
また撮影は終わったもののまだ描けていないものが今回のものも含めて4つあるのでそろそろ絵の作業に入っていこうと思います🖍️。