荒川の魅力を伝える 第三作スタート
荒川第三作目のモチーフは、鴻巣市の「吹上ポピー畑」です。
河川敷をこのように活用するのも人の文化的な活動、行政活動として興味深いと思いここを選びました。
もともとここを知ったのは川幅日本一の場所が鴻巣市の御成橋だと知ったことがきっかけでした。
しかしよくよく調べてみると、鴻巣において荒川にまつわる日本一があと2つあることがわかりました。
ひとつは水管橋の長さ日本一。
水管橋とは川や谷を超えて水を運ぶための橋のことです。
そしてもうひとつは日本一広いポピー畑があること。
という事でこれらをモチーフにしても面白いのではと思いました。
鴻巣市では5月に「こうのす花まつり」が開催されます。
このうち、ポピーが見られる会場は馬室会場と吹上会場の二ヶ所あり、畑の広さが日本一を誇るのは馬室会場の方です。
ただ、今回は背景に水管橋を入れて描きたかったので、そこからより近くにある吹上会場の方を選びました。
実は今回の絵を描くために現地に撮影に行ったのは昨年(2019年)の5月です。
写真ではわかりにくいですが、この日は一日を通して風が強く、花が揺れて撮影に苦心しました(笑)
今年は新型コロナウィルスの影響で花まつり自体が中止でした。
来年は無事開催できるようになっているといいです。
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