荒川二作目-⑦
前回の続きで陸地の色塗りを。
参考写真を見てもらうとわかる通り、陸地部分は一見するとオレンジ?黄金色?の単色のようです。
それならば塗るのは簡単かと思いきや、幅のない色数で表現をするのは意外と難しいです。
どう塗っていこうか考えたあげく、以下の手順で進めていくことにしました。
①朱色、茶色、オレンジ色等で多少濃淡をつけながらもまず大地全体を塗る
②藍色、焦げ茶色、深緑色等を使い木や凸凹の影と思われるところに当たりをつけて仮の影を作る
③黒色や焦げ茶色、茶色、赤色等を使い木を描く
④色が明るいところは白色、黄色、レモン色、薄茶、ペールオレンジ等も使い明暗を作る
⑤正確に影となるところに黒色および②の色を使い影を塗る
これでだいぶ大地にも遠近感が出てきたのではないかと思います。
これは実物を見ていただいた方がより感じてもらえると思います。
出来上がりをお楽しみに❗
細かいところはまた後の工程で修正をかけることにして、次回は空の雲です。